話し方から与えるイメージ
堂々とした印象を与える話し方への3つのステップ
まず初めに緊張せずに人前でも堂々とお話が出きる事が大切です!
元アナウンサーの方が、こんな事を話していました。ベテランになればなるほど緊張する。緊張した時の対策や準備は万全にしているものです。
このようにアナウンサーのベテランでさえ、人前でお話するのは緊張するものです。
Step1 「自律訓練集中法」

感情の高ぶりやストレスを取り除くのに非常に効果のあるもので、1932年にドイツの精神科医、シュルツによって体系化された、実績のあるリラックス法です。専門的には一種の自己催眠法で、心療内科や精神科などで、ストレスや緊張からくる身体症状を緩和し、心身共にリラックスさせ、自律神経のバランスを回復させる治療法として使われている方法です。
自律訓練集中法は、まず目を閉じてリラックスし、落ち着いている時の状況をイメージしながら心の中で唱えてください。といったような事を行います。
例)気持ちがとても落ちついています。心臓の音はとても穏やかです。お腹の辺りが温かい。等
Step2 「声のトーン」
声のトーンは、出来るだけ違和感のない程度に低めに話して見てください。
低めに話す事によって、落ち着いた腹の座った人という印象と話している内容に自身があるといった印象を与えます。
大勢の方を前にしてお話するときには、低い声で話すことでご自身の緊張感もほぐれとても良い印象を与えます。緊張するとトーンがかん高く上擦った調子になってしまうので大丈夫かな?という印象を与える事があります。
低いトーンで話す事にプラスして聞き取りやすい発音や声の出し方なども練習してみましょう。
Step3 「速度」
一定した速度ではなく、大切な部分は速度を落として話してみましょう。
速度が変わる事によって聞き手に空きを感じさせずしかっりと聞く姿勢を作って聞いていただく事ができます。また聞き取りやすい速度によって相手の事を考える余裕があり堂々としているという印象を与えます。
話の区切りで間を置いてみてみるのもとても効果的です。どうしたのかな?と思われるくらい少し長めの間隔で話に間を入れて話してみてください。これは自分の呼吸のペースに聞き手が合わせる話し方で堂々とした印象を与えます。またどうしたのかな?という疑問から聞く姿勢を再度整える事になります。
※速度の早すぎには注意しましょう。早いと焦っているようにもとらえられてしまいます。頭の回転の速い人といった良い印象も与えますが、聞き取りにくい速さのため自分勝手な人と言った印象を与えます。
速度に合わせて説得力のある動き(ボディーランゲージ)などもプラスしてみましょう。